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フェルメールからのラブレター展

台風も無事に去って・・・
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どんより曇っていましたが、真夏の避暑は美術鑑賞に限りますよね。(笑)
外は蒸し暑いですが、美術館の中はとっても涼しかったですよ・・・(^^;

前から観たかった、京都市美術館で開催中の「フェルメールのラブレター展」へ、いつものブログ友のこちらと、こちら、そして今回は久し振りにこちらもお誘いして、毎回ですがぁ・・・京都地下鉄・市バスのお得な一日乗り放題チケットでお出掛けました。
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現存する作品数が30数点しかないと言う・・・ヨハネス・フェルメールの作品が3点出展されるからなんです。美術館の中はもちろん撮影禁止ですが、入場する前に展示されているレプリカを記念にパチリ~♪
思い起こせば、かれこれ10年位前に天王寺の大阪市立美術館に「真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)」が来た時にも、友人と美術鑑賞し、ラピスラズリの青の色に魅せられ、とても感動したのを覚えています。(^-^)
(@フェルメールブルーは、ラピスラズリと言う非常 に貴重な鉱石を原材料としている絵の具です)
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今回の展覧会のテーマとしては、17世紀のオランダ杜会におけるさまざまなコミュニケーションのあり方に注目し、例えば家族間、恋人同士、また職業上の専門的なやりとりなどに加え、手紙や文書でのやりとりなど、風俗画に描きこまれている様々な対話の手段や場面に焦点を当てているそうなんですよ。

今の時代ならメールのやりとりですが、当時は手紙を書くことが多く「手紙を読む青衣の女」の女の人の口がかすかに開いているのは、手紙を音読しているからなんだそうです。この「手紙を読む青衣の女」は長年に渡るニスの変色などを、最新の素晴らしい技術により修復され、フェルメールがこだわった当時の光と色彩の世界が蘇っているそうです。壁の色は下地にフェルメール・ブルーとも言われる青を先に塗り、その上に白色を重ねてあるので、独特な光の質感が出ていて、本当にとても素晴らしい作品です。

ゆったり作品を鑑賞した後は・・・
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随分前から、従兄弟のこちらに教えて貰って、行きたいと思っていました・・・出町柳にある町家を改装した出町ろろろに御案内しました。
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普通の町家の玄関で靴を脱いで上がると、カウンター席がメインですが、窓際の大きなテーブルに通して頂きました。店内の飾りや置物など、とってもほっこりするんですよね。豆皿などは販売されています。



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可愛い手書きの、今月のメニューが書かれていて、献立の文字を見るだけで美味しさが伝わってきますよね。
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木箱の豆皿に入った8種類のおばんざいは、大原の無農薬野菜、旬の食材を中心に使った創作料理、ミニ会席を予約しておきました。それぞれの豆皿や和食器はどれも違っていて、皆さんのも少しずつ違っていて、趣があり素敵でした。
詳しいお料理の内容はこちらをご覧下さいね(^^;
いつもアバウトな私と違い、きちんとメモを取られて・・・御自分でも細かい作業で手の込んだお料理を作られるので、さすがなんですよね。
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おしぼりがのせられた敷物は天然葉でした。とっても粋な使い方ですね(^-^)
お刺身のカンパチもたまり醤油ではなく、梅と生姜の薬味で頂き、サッパリとして斬新なお味でしたね。
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そして、土鍋で炊くご飯とお漬物、飯の上にあるのはふりかけではなく、おこげがあり、香ばしくめちゃ美味しい~♪
美味しいランチを頂き、楽しいお喋りで盛り上がり、気が付くと満席だった店内も皆さんいなくなり、私達だけとなりました。(汗)
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天井に吊るした玉葱や、大きな木製のお櫃を見てたら、主人の実家を思い出しましたわ(笑)

ごちそうさまでした・・・のろのろ更新ですが、まだまだカフェ編に続きます・・・(^^;

by momohappy3 | 2011-07-22 23:32 | ランチ(京都)